玄関は人を向かい入れる最初の室。
そこに暮らす住まい手の気持ちが表れる場所でもある為、あまり無機質にならないように注意する場所でもある。
間取を決めるうえでも重要な場所となっています。玄関としての機能だけではなく、訪問者へのもてなしや収納スペースとしての利用など、玄関に持たせる機能は、住まい手によって様々です。
上の写真は、シューズクロークを別に設けてある為、スペースとしてはだいぶすっきりとした計画となっている。中間にある縦格子の建具は、通風と猫が外に出ないように策としての機能も持たせたる。格子戸の直ぐ奥には通常の引き戸が備えられている。
こちらの玄関は、シューズクロークにパイプを設置し、コート掛けや傘立ての機能を持たせてある、また木製のベンチを置き座りながら身支出来るようにもなってある。ベンチは可動式なので高いところへの出し入れの際にも利用できるようになっている。
こちらの玄関は、壁の厚みを利用してスリッパを収納できるようにした例です。
小さい扉を開けると内部にスリッパが収納されている為、お客様がいない時にはそこに収納できるので、玄関廻りはすっきりした空間が保たれるようになっています。