間取のお打合せの際に、水廻りのスペースについてはじっくりと時間を掛け、動線や家族構成、収納の位置やサイズそしてその間取りのサイズなどを、ひとつひとつイメージをしながら、図面を仕上げていくようにしています。
今回はキッチンスペースの事例を、間取りや動線などの考えも含め、ご紹介したいと思います。
キッチンがが奥にあり手元が見えないように手前の壁を立ち上げてあり、写真左側の引き戸を開けると玄関に繋がり、お客様の動線と家事動線を分離した事例。
冷蔵庫はリビングから見えないような位置としたいとご要望があり、キッチン奥に冷蔵庫、並べて食品庫を配置した設計としました。後ろの収納は家電やゴミ箱の配置を考慮した造作家具としてあります。
下段は、アイランド型キッチンをご希望された事例です。
キッチンとテーブルを並べた間取りをご希望されており、キッチンは片側を壁付けにするのではなく、左右両方とも人が通れるスペースを確保しました。写真右側に見えるカウンターはスタディスペーースになり、お子様や家族の共有スペースとして提案しました。ダイニング付近にあることで、家事をしながら会話が出来ることや椅子などは共有で使える為、スペースにもゆとりが出来やすくなります。